エリーの映画初出演
毎日、私のブログを愛読してくれているエリーさんから、とっても面白い記事を投稿
いただきました。
映画「交渉人 真下正義」にエキストラ出演されたときの体験談です。
☆ エリーの映画初出演 ☆
神戸新聞で『映画「交渉人 真下正義」のエキストラ募集!』の記事を見た瞬間、
「これだ」と直感。
友人を誘って参加することになりました。
集合は夜の11時。
神戸市地下鉄海岸線の御崎公園駅へ向かいました。
主婦がこんな時間に良いのだろうか・・・なんて、全然思ってませんでした(笑)。
受付をすませると、小さい幕の内弁当をいただきました。
いわゆる「ロケ弁」ですね。
ロケバスでロケ弁。もう、すっかり業界人気分です。
テンションは上がる一方・・・!わくわく、どきどき。。。そして、緊張~。
化粧直しも念入りにね・・・。
さあ、いよいよです。
再び駅のホームへ向かい、スタッフから簡単な説明を受けました。
通路で待機していると、シーンごとに、
「ここからここまでの人、ついてきてくださ~い」
「まだ映ってない人、きてくださ~い」
と、スタッフが呼びに来られます。
そう、エキストラって、同じ人が何度も映らないようにしてるんですよ。
でも、慣れた人はちゃんと着替えを用意してきて、シーンごとに衣装チェンジ!
そうすると、何回も登場できるでしょ。
さすが~。次、見習おうっと。 (また出るつもり?)
さて、最初に参加したカットは、駅員が慌てて改札を駆けていくシーン。
私たちは、改札を出て2メートルぐらいのところから、駅を出て行く二人連れの役です。
紙袋や傘などの小道具を渡されて、スタッフから
「ここから、ここまで歩いてください。それと声は出さないで、口パクでお願いします」
と指示されました。
そして、スタッフは次のエキストラのもとへ。
とにかく、現場のスタッフは忙しいのなんの。
そこまではカメラに入らないだろうってところまで、細かくエキストラを配置して、
本物の駅を再現していくんですよ。
たった数秒のシーンなのに、何度もテストをして、本番。
こういうことを積み重ねていくんだから、1本の映画を制作するのって、
時間もお金もかかるわけですよね。
うーん、すごい!ほんと、すごい!!!
『クモ』(電車)がホームに入ってきて、停まっている電車と衝突するかもしれない
シーンにも参加しました。
このシーンでは監督から「演技指導」があったんですよ。
「実際に電車はありませんが、『クモ』が入ってきます。
皆さんは、『あれ?』と不思議そうにながめてください。
『クモ』のスピードは落ちない。このままだと、ホームに停まっている電車と衝突する。
『キャー!』『ぶつかるぞー!』『危ないっ!』など、口々に叫んでください。
但し、関西弁はNGです。くれぐれも標準語でお願いします」
カメラを乗せた台車が線路を走りながらの撮影です。
おおーっ、かっこいい!
いやいや、見とれてる場合じゃない。逃げ惑わなくっちゃ。
立ち位置がカメラから遠く離れていたので、映ってないってわかってても、
必死に逃げましたね。
「キャーッ!」って叫びながら。我ながら名演技。。。
さて、撮影も終わり、帰りにおにぎりと記念品をいただきました。
記念品はカエルの絵が描いたマグカップ。
あれ?映画のタイトルが入ったものじゃないのね・・・って、ちょっとがっかり。
でも、公開後にわかったことなんですけど、犯人が乗っていた「カエル急便」の
ロゴマークだったんですよ。
やっぱり、フジTV。嬉しくなりました。
映画館で見た出来上がり作品は・・・。
コンマ何秒でしたが、映ってました!
感動~~~!!!
記念すべき映画初出演です。
勿論、DVDも買っちゃいました。
徹夜で頑張った甲斐がありましたね。楽しかったし。
さて、次の出演作品は何にしようかな???
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