受験の思い出(1)
今朝「めざましテレビ」で「DSで受験勉強」を紹介してました。
塾でも使ってて、いっぱい受験用ソフトも出てるんですね。
あと、単語帳ではなく電子辞書を使ってるそうで。
便利なツールがいっぱいあって、なんともうらやましい限りです。
受験といえば・・・中学受験のときのこと。
小学1年生くらいから、「私立S中学へ行く」と宣言していたワタシですが、
6年生になっても担任の先生に言えず・・・。
「行きたい」「でも落ちたら恥かしい」の繰り返し。
とうとう1月末になってしまいました。
職員室の前で、母に「どうするの?受けるの?やめるの?」と詰め寄られ、
「受ける!」
なかば勢いでしたね。
担任の先生は「え?いまごろ?」とビックリしてました。
すると母がひと言。
「ちゃんと受験勉強させてますから。心配ご無用!」
これには先生も圧倒されてました。
だからって、別段すさまじい勉強をするでもなく、塾に通うだけの日々。
ちょうど兄の大学受験と重なってたので、ワタシはあまりかまってもらえず、
受験1日目は学校まで送ってもらいましたが、そのまま母は東京へ。
2日目はひとりで行きました。。。(涙)
さて合格発表の日。
担任の先生に「発表を見に行くなら、早退していいよ」と言われ、
ちゃっかり早退しました。
ドキドキしながら校門をくぐり、きょろきょろ。
てっきり合格発表の紙が張り出されていると思ってたら、受付で茶封筒を
渡されました。
期待はずれだわ、なんて思いつつ、そーっと封筒をあけると、
「合格」の2文字が!
「きゃっ、受かっちゃった!」
家へ電話しようと、ポケットの中をさぐると、お金がない。
仕方なく、走って帰りました。
勢いよく玄関をあけると、母が心配そうに迎えてくれたので、
「とおった」と笑顔で言うと、そりゃもう大喜び。
ワタシも、ほっとしたんでしょうか。
眠くなったので、パジャマに着替えて寝ちゃいました。
後年、母に聞いた話です。
「アナタ、喜ぶ私にこう言ったのよ。『入学金、払ってね』って。あっけにとられたわ」
そりゃそうですね。。。(苦笑)
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