受験の思い出(2)
無事中学受験を終えたワタシ。
中高一貫なので、高校受験で苦労することもないと、羽をのばしてました。
とはいうものの、次は大学受験。
希望大学は、すでに決めてました。
今度は兄の影響で、語学をやろうって。
「東京の大学へ進学したい」
すると、母にきっぱり言われました。
「国公立ならOK。私立なら通学できるところ」
すっかり見透かされてましたね。
親元離れて、思いっきり羽をのばそうという魂胆を・・・。(苦笑)
ただ、共通一次試験(いまでいうセンター試験)の過去2年の問題がカンタンだった
ので、楽観視してました。
でもフタをあけると、難しくなってたので、愕然!
希望校を変更すべきでしたが、また勢いで変えませんでした。
最悪、浪人しようと思ってましたから。
でも、この魂胆もまた見破られ、「浪人しないこと」という条件が追加されました。
「大学へ行きながら、来年受験しなさい。但し、単位は落とさないこと」
母だけでなく、担任の先生からも同じことを言われ、エンエン説得されたので、
結局私立へ通いながら、受験勉強をすることに。
あの1年間。
もしかしたら、一番勉強した年かもしれません。
受験勉強しながら、大学の講義も受けて、必要な単位もすべてとって。
翌年は国立だけ受験しました。
結果は残念でしたけど・・・そりゃ悔しかったけれど、でもスッキリしました。
やるだけのことをやったので。
あとで母に聞いてみました。「どうして浪人させてくれなかったの?」と。
「途中で挫折すると思ったから。苦境に立たされると奮起するんだけど、案外
弱いとこ、あるからね~。親心としては、選択肢を用意したわけよ」
・・・ああ、やっぱり。なんでもお見通しでしたね。。。
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