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2008年1月

受験の思い出(2)

無事中学受験を終えたワタシ。
中高一貫なので、高校受験で苦労することもないと、羽をのばしてました。
とはいうものの、次は大学受験。
希望大学は、すでに決めてました。
今度は兄の影響で、語学をやろうって。

「東京の大学へ進学したい」
すると、母にきっぱり言われました。
「国公立ならOK。私立なら通学できるところ」
すっかり見透かされてましたね。
親元離れて、思いっきり羽をのばそうという魂胆を・・・。(苦笑)

ただ、共通一次試験(いまでいうセンター試験)の過去2年の問題がカンタンだった
ので、楽観視してました。
でもフタをあけると、難しくなってたので、愕然!
希望校を変更すべきでしたが、また勢いで変えませんでした。
最悪、浪人しようと思ってましたから。

でも、この魂胆もまた見破られ、「浪人しないこと」という条件が追加されました。
「大学へ行きながら、来年受験しなさい。但し、単位は落とさないこと」
母だけでなく、担任の先生からも同じことを言われ、エンエン説得されたので、
結局
私立へ通いながら、受験勉強をすることに。

あの1年間。
もしかしたら、一番勉強した年かもしれません。
受験勉強しながら、大学の講義も受けて、必要な単位もすべてとって。

翌年は国立だけ受験しました。
結果は残念でしたけど・・・そりゃ悔しかったけれど、でもスッキリしました。
やるだけのことをやったので。

あとで母に聞いてみました。「どうして浪人させてくれなかったの?」と。
「途中で挫折すると思ったから。苦境に立たされると奮起するんだけど、案外
 弱いとこ、あるからね~。親心としては、選択肢を用意したわけよ」
・・・ああ、やっぱり。なんでもお見通しでしたね。。。

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「震災の朝にみた夢」

いつもならギリギリまで寝ているのに、あの朝、はっと目が覚めた。
時計を見ると、5時前。

どうしてこんな時間に目が覚めちゃったんだろう。
気になることでもあったのかしら。
そうだ、今日は海外からのお客さんが東京へ移動する日。
スケジュールを確認しておかなきゃ。
でも、もうちょっと。もうちょっと寝かせて。

そうして、また眠りについた。
うつぶせになって、うとうとと。

フシギな夢を見た。

玄関に誰かが訪ねてきている。
2Fから、私は顔を出した。
その人を私は知っている。
とても近しい人。

しきりに、私に訴えている。
「早く降りていらっしゃい」のようなこと・・・。
とにかく急かされ、私は階段を降りようとした。

と、次の瞬間だ。
あの激しい揺れがあったのは。
夢と現実の間で揺れを感じ、階段ではなく、私はベッドの上にいることに気づいた。

あの夢に出てきたのは、誰だったのだろう。
とても近しい、なつかしい人だった。
誰かは思い出せないけれど、忘れられない夢である。

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受験の思い出(1)

今朝「めざましテレビ」で「DSで受験勉強」を紹介してました。
塾でも使ってて、いっぱい受験用ソフトも出てるんですね。
あと、単語帳ではなく電子辞書を使ってるそうで。
便利なツールがいっぱいあって、なんともうらやましい限りです。

受験といえば・・・中学受験のときのこと。
小学1年生くらいから、「私立S中学へ行く」と宣言していたワタシですが、
6年生になっても担任の先生に言えず・・・。
「行きたい」「でも落ちたら恥かしい」の繰り返し。
とうとう1月末になってしまいました。
職員室の前で、母に「どうするの?受けるの?やめるの?」と詰め寄られ、
「受ける!」
なかば勢いでしたね。

担任の先生は「え?いまごろ?」とビックリしてました。
すると母がひと言。
「ちゃんと受験勉強させてますから。心配ご無用!」
これには先生も圧倒されてました。

だからって、別段すさまじい勉強をするでもなく、塾に通うだけの日々。
ちょうど兄の大学受験と重なってたので、ワタシはあまりかまってもらえず、
受験1日目は学校まで送ってもらいましたが、そのまま母は東京へ。
2日目はひとりで行きました。。。(涙)

さて合格発表の日。
担任の先生に「発表を見に行くなら、早退していいよ」と言われ、
ちゃっかり早退しました。
ドキドキしながら校門をくぐり、きょろきょろ。
てっきり合格発表の紙が張り出されていると思ってたら、受付で茶封筒を
渡されました。
期待はずれだわ、なんて思いつつ、そーっと封筒をあけると、
「合格」の2文字が!
「きゃっ、受かっちゃった!」
家へ電話しようと、ポケットの中をさぐると、お金がない。
仕方なく、走って帰りました。

勢いよく玄関をあけると、母が心配そうに迎えてくれたので、
「とおった」と笑顔で言うと、そりゃもう大喜び。
ワタシも、ほっとしたんでしょうか。
眠くなったので、パジャマに着替えて寝ちゃいました。

後年、母に聞いた話です。
「アナタ、喜ぶ私にこう言ったのよ。『入学金、払ってね』って。あっけにとられたわ」
そりゃそうですね。。。(苦笑)

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