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2012年10月

母のこと(20)

家事と母の世話に追われる週末。
平日は父にまかせっきりなので、土日くらい解放してあげないと。
以前からの習慣だが、移動スケジュールを立てて出かける。

土曜日。
10時すぎ出発。
父に頼まれた左用イヤホンをヤマダ電機で購入。
10:45 歯医者。
15分くらいで治療が終わるから、11:15には整骨院へ。
そのあと、大丸で昼食と夕食を買って、13時には帰宅。
途中、歩く道々、買い物をする時間を見込んでも、である。

ところが、歯医者でつまづいた。
予約時間前に入ったのに、割り込みがあり、11時から治療。
歯医者を出たのは、11:20すぎ。
整骨院へ着いたのが、11:40頃で、確か出たのは12:30すぎ。
大慌てで大丸で買い物をすませ、帰宅したのは13時半。

こんなに急いだのも、
「早く帰ってきて」という母のひと言と、昼食を待つ両親のため。
ああ、しんど・・・。

昼食をすませると、父は散髪と秋物のカーデガンを買いに出かけた。
母が「お買い物できて良いわねぇ」とつぶやくので、
「お天気も良いし、ヤマザキへ行こうか」と誘った。
もちろん、車椅子で、である。

ところが、この車椅子移動。
とんでもない難行苦行になってしまった!

自宅からヤマザキまで、たいした距離ではない。
が、思ったより坂があるので、とてつもなく力が要った。
第一関門のくだり坂は慣れている。
逆向きで降りれば、たいしたことはない。
しかし、そこから今度は上り坂。
これがこたえた。
ヤマザキへ着く頃には、腕、腰、足にきていた。
帰りは、この逆。
車椅子を押すとき、くだり坂ほど、怖いものはない。
ブレーキをかけながら、押すので、予想以上に力が要る。
帰宅するや、クタクタでダウンしてしまった。

2Fで休んでいると、
「マッサージは、どこへ電話したら良いの?」と、階下から母の声。
「マッサージはやめとこうね。ちょっと、降りるから待ってて」

昨日、マッサージ店へ行ったところ、帰ってから、具合が悪くなったと言っていた。
が、そのことを忘れているのだ。
手でさすりたいところだが、如何せん、さっきの疲れで腕が痛いので、
ハンドマッサージャーをかけてみた。
最初は「気持ち良い」と言っていたが、しばらくすると、「苦しい」。
酸素吸入をして、具合はどうかと聞くと、「苦しい。しんどい」を連呼し、
「お医者さん、来てくれないの?」と言った。
さほど具合が悪そうでもないのに、である。

何かが私のなかで、プチン!と切れた。
「私だって、しんどいわ!」
ぷいっと、2Fへ上がった。
もう動くのもイヤだった。
ちょうど父も帰宅したので、そのままベッドで横たわっていた。

18時すぎ、夕食の支度をしに降りた。
母のワガママは続いていた。
とうとう、私の怒りも頂点に達してしまった。
このあと、いままで蓄積していた不満、怒りを吐き出した。

その夜、私は悪い夢を見た。
あまりの夢見が悪かったので、はっと目が覚めた。
夜中の3時すぎ。
階下へ降りると、母が起きていた。

「お父さんのイビキがうるさくて眠れない・・・」
母に言い過ぎたことをあやまり、
「お母さんをいじめるから、悪い夢を見たんやわ」と反省した。

「お母さんも悪いんやから、気にしてないよ」と母。
砂糖入りの白湯を飲みたいと言うので、飲ませ、ベッドへ連れて行った。
その頃には、もう半分寝ていたようで、横に寝かせると、すーっと寝息をたてて眠った。

翌日、この話をすると、
「覚えてない」と母。

寝ぼけていたか、きれいさっぱり忘れたか。
あらためて、母に言い過ぎたことをあやまった。

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母のこと(19)

昨日のこと。
父が
「掃除ヘルパー利用の請求書が届いたが、
保険対象外というのが請求されている」
と、私に請求書を差し出した。

見ると、保険対象外 約20,000円の請求。
介護保険対象のサービスしか受けてないのに、いったいなんだろう?
ネットで調べてみたが、よくわからない。

よくわからない請求書を見ているうちに、だんだん腹が立ってきた。
「明細くらいつければ良いのに。
だいたい、火曜日のヘルパーさんなんて、実質1時間も働いてないやん!」

怒る私に、
「明日、ヘルパーの会社へ聞いてみる」と、父。
父にあたっても仕方ないが、やはり解せない。


「今日は誰も来なかったねぇ」と、母。
日曜日は、介護サービスの訪問はない。

気分が落ちこみがちなので、
「お母さん、じゃんけんして、負けたほうが首を揉もうよ!」
と、じゃんけん・首もみゲームをした。

最初は、私が勝ってしまった。
「10回で良いよ」
次は負けた。
倍の20回、首をもむと、
「もういいよ。じゃんけん、ほい!」
母は楽しそうに、じゃんけんをした。

「よりちゃん、首ガチガチやねぇ」
「めっちゃ、こってるもん。ほら、首まわれへんねん」
首をまわすと、右肩あたりでとまる。古傷(骨折)のせいである。
「かわいそうに・・・。このくらいなら、お母さん、いつでももんであげるよ」

母は、自分のできることをさがしているのだ。

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母のこと(18)

とうとう足腰にきた。
とは、私のこと。

母を立ち上がらせるとき、「よいしょ!」と、ふんばる。
買い物に行って、大荷物を持って帰る。

腰にピリッと痛みがはしっていたのだが、
ロキソニンテープと週1回の整骨院マッサージで乗りきってきた。

だが、身体は正直である。
椅子から立ち上がるとき、まともに足が踏み出せない。
へっぴり腰になって、よろよろと歩き出し、
歩くうちに背中が伸びはじめ、普通の姿勢になる。

何かに似ている。
人間の進化の図だ。
猿から、猿人になり、人間に進化していく図。
ただし、右足をひきずって歩いているところが異なる。

木曜日、整骨院へ行った。
「こりゃひどい。1回では治せない」と言われ、土曜日も行った。
痛くて痛くて、涙目。
痛い思いをしたおかげで、なんとか足をひきずらずに歩けるようになった。
やれやれ。


母は自力で立ち上がれるようにもなった。
だが、足がむくみ、腫れている。
また水がたまっているのだろう。
薬が追加されたが、おさまるのだろうか。
気になる。

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母のこと(17)

3連休の2日間は、母孝行。(1日はゴルフ)

土曜日は、母の寝室のカーテンと照明を買いに、ニトリとヤマダ電機へ。
父に電気ストーブも頼まれたが、今年の商品はまだ入荷していないとのこと。
車にカーテン、キッチンまわりの小物、照明を積み、イズミヤへ。
母のパジャマを買い、昼食と夕食の食材を買った。
大荷物である。
全身、鍛えられる感じ。

月曜日は、昼食と夕食、父に頼まれたお菓子を買いに、そごうへ。
そごうの駐車場には、あまりとめたくないが、今日は荷物が多いので、仕方ない。
・・・エレベーターくらい、つけてよー。
オーエスドラッグで、アンメルツ(母用)を買い、
またそごうへ戻り、地下へ。
母が「うにのにぎりが食べたい」と言っていたので、にぎり寿司を買う。
夕食は、惣菜をいくつか。
父から頼まれていたお菓子は、とよすの「お八つ」にした。
また大荷物。
昨日のゴルフ痛に加え、足もひきずる感じ。

大丈夫か、私?

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母のこと(16)

先週後半は仕事が忙しく、帰りも遅くなった。
母も眠いのに起きて待っていてくれるので、できるだけ早く帰りたいが、そうもいかない。

母の体調リズムも、少しわかってきた。

「苦しい」原因も、いろんなパターンがある。
まず、酸素吸入をしてみる。
往診してくれる医者によると、「2リットルで十分」とのこと。

それでも「苦しい」というときは、下腹を触ってみる。
便秘で苦しい場合が案外多い。
この場合、坐薬を入れると、すっきりする。
(30分のガマンがなかなかできないけれど・・・。)

痛みで苦しいときは、痛み止めに頼るしかない。
とんぷくも効かない場合は、坐薬を入れる。

坐薬、リハビリパンツとパッドの交換、お尻拭きにも、だいぶ慣れてきた。

母は、忘れないようにと、日記をつけている。
書きはじめるとき、「今日は何日?何曜日?」を、何度も父に聞く。
予定があるときは、「何時に誰が来るの?」を、また何度も聞く。
私が帰宅すると、「日記を読んで」と言う。
たいてい、つらいことがあったことをわかってほしいという意味だ。

ときどき、「あとは忘れた」と書いていることがあった。
「お母さん、『あとは忘れた』は横着やわ」と笑うと、
「ほんまや。すぐに書いとかなアカンなー」と笑って答えた。

本人も忘れてしまうことへの不安がある。
だから日記をつける。
母も精一杯、頑張っているのだ。

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10月合同月例 アプローチとパット

10/7(日) 神有の合同月例へ。
朝出かけるとき、母が笑顔で見送ってくれたので、ひと安心。
それでも、毎ホール、携帯電話を見て着信がないかをチェックしている。

この日の合同月例は、ティショットがずいぶん後ろに設定されていた。
もっとも私はゴールドティ(*)から打つので、関係ない。
とはいえ、ところどころ、心持ち後ろにあったように思う。
(*月例競技では、女性はゴールドティから打つことになっている。)

それと、グリーンがものすごく難しいところにきられていたので、パットが入らない!!!
上につけたら最後、カップを外すと、すーっと遠のいていくのだ。
はぁ~~~、3パット 何回したことか!

もうひとつは、アプローチミス。
前回のゴルフで、少しアプローチがマシになったかなぁ?と思いきや、
スタートホールから、アプローチミス。
これで1打損。

ティショット待ちの間、練習してみると、うまくいく。
やはり、本番と練習では違う打ち方をしているんだろうな~。
どうも打つ瞬間、ゆるむような気がする。
これはパットでも同じ。

結局、前月より10打多くたたいてしまった。
ティショット、フェアウェイウッドが良くても、グリーンまわりで数打となると、
全然ダメ。
ほんとに、ゴルフは難しい。。。

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母のこと(15)

眠っている間も、お腹の痛みは消えない。
休暇をとって、病院へ行くことにした。
母に朝食を食べさせ、薬を飲ませてから、病院へ向かった。

定期健康診断のバリウム検査の結果、精密検査要で、
胃カメラを飲んだところ、キレイな胃と十二指腸だったことを伝えた。

触診から、
「急性胃腸炎ですね。食べたものから、菌がお腹に入ったんでしょう」
と言われ、胃腸薬(抗生物質)とロキソニン(発熱時)が処方された。

いったん家に帰り、ひと息。
昨夜から何も食べてないので、パンを少し食べ、薬を飲んだ。
これで落ち着くと良いのだけれど・・・。

しばらくすると、また母がぐずり出した。
だるいのか、痛いのか、ワケがわからなくなってきているので、
「寝たいから、睡眠薬をちょうだい」と言う。
「さっき飲んだやろ」と父。
「効かない」と母。
毎日この押し問答が続くのだから、父もたまったものではない。

「坐薬を入れようか」
すると、素直に応じる母。
しかし敵もさるもの。
しばらくすると、ご近所さん宅へ向かい、
「痛み止めの薬を買ってきて」と頼んでいた。
もうこうなると、呆れ果てるばかり。
「はい、はい。私が今から買ってくるから」

本当は病院から処方されている薬以外はNGなのだが、
そんなことは言ってられないのが実情である。

腸の痛みをこらえつつ、車でハーバーランドのイズミヤへ出かけた。
車をとめ、母に頼まれた薬を買うため、徒歩で移動。
またお腹が痛くなってきた。
トイレにかけこみ、少し落ち着く。
お腹が痛いと、前のめりになるので、歩く姿はまるでお婆さんである。

イズミヤの1Fで母のパジャマを買い、地下へ向かった。
普段なら、何を食べようかなぁ、と思いながら見るのだが、
今日は何を見ても食欲がわかない。
思考回路もとまっている。
無難な和食の惣菜類を何点か買った。

帰宅すると、母の機嫌もなおっていた。
やれやれと、3人で遅昼。
食べ始めたところで、お掃除のヘルパーさんがやって来た。
今日の担当は、手早くすませてくれる人だ。
毎回時間が余るので、母の尿とりパッドの買い物も頼んだ。

その間、私は2Fで少し休む。
まだ痛い。

明日は、這ってでも会社へ行かなければならない。
今のこの状態で、病気になると、本当につらい。

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母のこと(14)

もう10月。
あっという間に時間が過ぎていく。

昨日は朝から体調が悪く、熱っぽいなぁと思いつつ出勤した。
午後から、下腹に断続的な痛みを感じ、会議中も痛みをこらえるのに必死だった。
食あたりか、冷えか、はたまた介護疲れか?
定時頃になると、歩くのもつらい。
帰りに病院へ行きたかったが、母の目薬をもらいに行かなければならないので、
そちらを優先させた。
だんだん気分が悪くなり、市バスの中で、冷や汗が出てきた。
眼科で受付をすませ、トイレへ。
少しおさまった。
処方箋をもらい、薬局へ行くと、またお腹が痛い。
なんとかこらえ、目薬をもらい、家路についた。

帰宅すると、父がつらそうな表情だった。
父は緑内障を患っている。
もとは糖尿病からきたものだ。
最近、どうも右目の調子が悪いので、眼科へ行ってきたところ、
「眼圧の数値が25になっていて、失明すると言われた」。
母の介護に追われ、うっかり自分の目薬をさすのを忘れていたらしい。
きつい目薬をさし、しばらく様子を見るという。

「私もお腹の痛みと寒気で倒れそう」と言うと、
「お母さんのおかげで、一家総倒れ。家庭崩壊やな」と父。
答えようがない。

熱をはかると、37.4度。
お腹の痛みで食欲もない。
とりあえず、ビオフェルミンを飲む。
しばらく横になっていたが、回復しそうにない。
悪寒がする。
もう一度熱をはかると、38.4度。

こりゃダメだ。
アイスノンを持って、2Fにあがり、パジャマに着替え、電気毛布を出した。
前にもらっていたロキソニンを飲み、寝ることにした。

うとうとしていたら、父が上がってきた。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃないけど、寝る」
「そうか」

少し間をおいて、母が上がってきた。
てっきり私の心配をして来たと思い、
「心配してくれるのは有難いけど、危ないから、上がってこないで」と言うと、
「痛みどめの薬をちょうだい」。

「お母さん、私、8度の熱でうんうんうなってるんだよ。
薬は持ってないよ。お父さんにもらってよ」
「くれない」

仕方がないので、フラフラの身体で1Fへ降りた。
「お父さん、薬って言ってるよ」
「とっくに睡眠薬を飲ませた。効かないと言って、寝ないんや」
父もイライラしている。
そりゃそうだ。
失明の危機に直面しているのだから。

「私も熱でしんどいから、お願いだから寝てちょうだい」
そう言って、寝かせようとしたら、なんだか臭う。
尿とりパッドを変えてなかった。
リハビリパンツごと変えた。

フラフラの状態で、2Fに上がり、ベッドに倒れこんだ。
階下から父の声が聞こえる。
怒っている。
父もつらいのだ。
そのうち静かになったので、私もうつらうつら眠った。

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