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母のこと(49)

昨日、今日と2日続けて、母が入院している病院へ行った。
父は「もうこの世の終わりみたいだ」と心配していたが、
熱がひいたせいか、案外、元気な様子だった。
ただ、喉に痰がからまっているので、始終ゴロゴロという音がし、
痰吸引が必要だった。

「なんか飲みたい。喉が渇いた。」
コンビニで買った紅茶を出すと、ストローでゴクゴク飲む。
一気に飲むと、むせるから、休憩しながら、全部飲んだ。
そのあと、痰吸引となったが・・・。

紅茶の次は、「カルピスが飲みたい。」
自販機に売ってないので、コンビニへ行こうかと思い、
看護師さんに場所を聞くと、かなり歩かなければならない距離らしい。
フルーツミックスでガマンしてもらおうと買うと、
看護師さんが「トロミをつけましょう」と、少し皿にうつし、トロミをつけてくれた。
だが、この量では納得しないだろうなぁと思って、飲ませると、
やはり「もっと欲しい!」と言う。
「トロミを・・・」とお願いするのも面倒なので、そのまま飲んでもらった。
ゴクゴクと飲む母を見ている限り、「この世の終わり」という感じはしない。

ただし、骨折しているので、動かすのはおそるおそる。
「痛い!」と悲鳴をあげられると、看護師さんとヘルパーさんにお願いせざるを得ない。
体位を変換したあとで、
「よくベッドの上で動いてますよ。見に来たら、90度くらい回転してました。」
と、ヘルパーさんが笑っていた。

意識がはっきりすると、決まって出るセリフが
「家へ帰りたい!」と、「生きてたって仕様がない。死んでしまいたい!」である。
いったんイヤと思うと、とことんイヤと思う性質なので、
「お父さんを呼んで! 家へ帰る!」と、繰り返す。

なだめきれず、
「明日、お父さんを連れてくるからね。」
あとは看護師さんにお願いして、いったん退散した。

今日、父と病院へ。
「家へ帰る!」を忘れたのか、しばらく大人しくしていたが、
ハタと思い出し、また「家へ帰る!」を連発した。
父と二人にして、話をしてもらった。

途中、叔母がお見舞いに来てくれたので、気分転換になったのか、
和やかな時間を過ごしていた。
叔母が帰り、さあ私達もそろそろ・・・という時になると、
「二人とも帰ったら、私はどうしたら良いの?」と、ごねる。

看護師さんを呼びに行き、母をなだめるようお願いし、
その間に帰ってきた。
少々かわいそうだが、一人で過ごすことにも慣れてもらわなければ。
先はまだ長いのだから。

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