母のこと(64)
今日、父と特養 3施設を見学してきた。
約1年半、父と協力しながら、在宅介護を続けてきたが、
夏を迎える頃には、体力の限界に達していた。
私は夏バテもあり、体重が激減。
10月に母が骨折で入院した後、ふっと気がゆるんだのか、
4日間寝こんでしまった。
母が退院してきたら、また看れるだろうか?
入院先の主治医から、レベルが1段階落ちると聞かされ、
ますます自信が失せていく。
それでも、父はなかなか決断できない。
ついに、私は父に言った。
「もう施設へ入れることを考えよう」と。
これは苦しい決断だった。
母を捨てるような気がして、苦労して育ててもらったのに、
親不孝娘だ、とずいぶん自分を責めた。
けれど、母のためにも、父と私のためにも、正しい判断だと思うようにした。
とはいえ、 ”施設入所” というスタートラインに立ったところ。
特養はなかなか入れないし、母の場合、療養病床のほうが良いかもしれない。
母への説得も難関だし、何せよ、経済面の問題もある。
2015年度になると、介護サービスの自己負担額も2割になる。
ふと、私自身の老後も不安になった。
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