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母のこと(84)

日曜日、少し体調も回復したので、母のもとへ。

ウェストのゴムをなおしたズボンと、
ヘルパーさんから頼まれた ベッド柵カバー用になりそうな
バスタオル、お古のひざ掛けを持って行った。

部屋へ向かうと、
「離してぇ!  離してったら~!」と、威勢のいい母の声。
見ると、母がヘルパーさんの腕をつかんで、声をあげていた。

「どうしたん?」
「あ、妹!」
「ワタシは娘です」
「娘、よりちゃん!」

母の握力は、年の割に強いので、男性ヘルパーさんの腕はうっ血しかかっている。
「大丈夫だから、離そうね」
「つかまえてんねん!」
「お母さんが離してくれないと、私もこの人も身動きとれないよ」
何度か説得し、ようやく手を離した。

母はときどき不穏になる。
寂しさもあるのだろう。
娘としては、週1回 顔を出したいのだが・・・
先日、特養の担当者会議での施設側の回答は、
「ご心配なのはわかりますが、特養に慣れてもらわないといけないので、
月1回くらいの訪問にしてください」であった。

施設側の意図も理解できる。
理解できるが、母の顔を見ていると、切なくなる。

この日は、部屋でおしゃべりしたり、
(前日ダウンしていた身体にむちうって)
母の身体をさすったり、
1Fのラウンジでお茶とケーキを食べたり、
文字どおり  母の好き放題をさせてしまった。

ああ、また母を甘やかせてしまった。

いや、ワタシが母に甘えていた、というのが正解か・・・。

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