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母のこと(114)

今週は、父が母のところへ行ってくれた。

「来週、担当者会議(*)に行ってもらうから、
今日はワシが行ってくる。
今週忙しかったから、今日はゆっくり休んどき」
(*特養の関係者と母の介護についての打合せ。)

父の言葉に甘え、午前中整骨院で身体をほぐしてもらい、
買い物をすませて帰ったあとは、ゆっくり休んだ。
こんなふうに休めるのも、久しぶりかな。

帰宅した父に、母の様子を聞いた。
「だんだんボケが進んできたんかなぁ。
ご近所のSさんが来てくれたことも、医療マッサージが来たことも
『知らん。会ってない。私がおらんときに来たんや』の一点張りやった」
「Sさんは馴染みがないから覚えてないんでしょう。
  古いつきあいの人のことは、よく覚えてたよ」
「そうかなぁ」
「お菓子、喜んでた?」
「ああ。『プリン、ヤクルト!』って喜んでな。
(入居されている)Yさん達に、『どっちがいい?』って聞くんや」
「仲良くしてもらってるんやねぇ。
Yさんは相変わらず同じ話を繰り返してた?」
「あの人は、かなり認知症が進んでるらしいわ。
家族が会いに来ない、ここにおることも知らんのとちがうかって、
何回も言っとった」
「寂しいんやろねぇ・・・。お母さんは帰りたいって言ってた?」
「ワシには言わんかったなぁ。
ここ(特養)におらなアカンって諦めたんかなぁ。
そろそろ帰ろうかと思うてたら、『夕食まで居り』とは言われた」
「そう・・・」
「帰るときは、振り向かず、黙々とご飯を食べとる・・・」

母は、どんなふうに思っているのだろうか。
ふと、想像してみた。

  「今日は何曜日?」
  そうヘルパーさんに聞くと、
  「土曜日ですよ。ご主人か娘さんが来られる日ですね」
  と答えた。
  やっと週末になった。
  家族に会える。
  今日、来なかったら、明日。
  おやつを食べて、少ししたら、足音が聞こえてくる。
  お父さんならヨボヨボと、よりこなら足早にパタパタと。
  短い時間だけれど、会えるのが嬉しい。
  持ってきてくれたお菓子を、ここの人たちと一緒に食べて過ごす。
  そして、夕食が始まると、
  「また来週ね」と言って帰って行く。
  帰る姿を見るのはつらいから、
  もう二度と会えないような気がするから、
  決して見ない。

これは、あくまでワタシの想像にすぎないが、
書いていくうち、涙がこぼれた。

お母さん、寂しいのは、ワタシも同じ。
ツライことがあったとき、いつも『お母さん』って、言ってるもの。
いつまでも、ワタシは甘ったれで頼りない娘だもの。。。

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