父語る(2)
高齢化が進む我が町。
「しばらくお見かけしないね」と、父と話していたら、
入院した、あるいは施設に入った、
最悪のケースはお亡くなりになった、である。
ワタシはシゴトがあるので、近所の方と会うことは、ほとんどないため、
かなり時間が経ってから聞くことが多い。
だが、ご近所さん方の情報収集力といったら、すごい!
誰から聞いたの?
情報源はどこ?
・・・一度聞いてみたいもんだ。
たまたまコンビニで会った、ご近所のHさんが
「この前、お母さんのところへ行ったのよ。Sさんと一緒に」
と、仰った。
「え? そうなんですか?」
Sさんは、時々、我が家の表の木を切ってくれたり、
雑草むしりをしてくださるオバサンである。
Sさんが行ってくださったことは、父から聞いた。
母のところへ行ったことの報告がてら、表の木を切りに来てくれた。
しかし、Sさんは、Hさんと行ったとも言わなかった。
帰宅して、父に話すと、
「ふーん」と、あまり関心がない様子。
「なんか御礼をしといたほうが良いよね。
Sさんにはお菓子をさしあげたし」
「Sさんは、木を切ってくれた御礼もあるからな」
「そう? 要らない?」
すると、父。
「皆、施設見学がてらで行っとる、いうんが本音やで。
自分らも将来入らなアカンかもしれん。
どんなとこやろ、いっぺん見に行っとこかー。
そんなとこや」
せっかくのご厚意も、けんもほろろ。
相変わらずの父の毒舌である。
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