束の間の再会
父の体調が比較的良い時、
母の病室に来てくれました。
かすれた声で、
「お母さん、どないや?」
と、母を気遣う父。
「せがない (やるせない)」
と答える母に、
「そやなぁ・・・。ワシもしんどいわ・・・。
そやけどな、あんまり大きな声、出したら、
あかんで。周りに迷惑やからな・・・」
すると、母は
「声出さな、元気が出えへんねん」
これには、父も
”お母さんらしいなぁ・・・” と
困ったように、ほほ笑んだのでした。
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コメント
こんばんは♪ご夫婦の機微が伝わりますね~♪お父様はやさしいしそれに甘えてるからのお母様の反応。うらやましいですね~~(^o^)
投稿: nonno | 2016年5月29日 (日) 21時41分
nonnoさん、こんばんは♪
「夫婦の機微」・・・良いですね。
(いつもタイトルで悩んでしまうので)
両親の心のふれあいは、娘の私には
はかれないところがありますね。
ただ、傍で見ていて、
お互いを思いやる心が伝わってきます。
またひとつ思い出が描けました(^^)
投稿: yoriko | 2016年5月30日 (月) 20時38分
よりこさん、こんばんは!
とても微笑ましい一コマで、何か心がホッとしました。
長く不自由な病院生活で、お父様もお母様も本当にお辛いと思いますが、こういうお二人の時間が今後少しでも増えるといいですね。
よりこさんも仕事との両立大変でしょいうけど、ご無理しない程度に孝行してくださいね。
一日でも長く、よりこさんとこのほほえましい光景が続きますよう、かげながらお祈りしています…
投稿: ケアメン | 2016年5月30日 (月) 21時19分
ケアメンさん、お久しぶりです。
コメント有難うございます。
普段、父の体調が良い時は、
リハビリ療法士さんや看護師さんが
母の病室まで連れて行ってくれます。
私が見舞った折、この瞬間を見る
ことが出来、本当に嬉しかったです。
お母様のお具合はいかがですか?
気温差も激しいので、
ケアメンさん ご自身も、
お身体大事になさってくださいね。
次回のコミックエッセイは、
母の誕生日を載せる予定です(^^)
投稿: yoriko | 2016年5月30日 (月) 23時58分